Pharma Automation | 05.05.21 | minute(s) reading time
アナリティクスで洞察を深化

Johan van Duijne

Product Manager

今アナリティクスを使う理由

ZiuZシステムはシステム性能を向上させる大きな可能性を提供します。 Reference Managerにより、誤警報*を低減するとともに、レポートを作成して生産評価基準についての洞察を得ることも可能。 薬剤師にとっては患者の安全面で、包装プロセスの最適化に取り組む運用管理者にとってはコスト面で役立つと同時に重要なツール です。

 

主要ユーザーと話し合うなかで、既存データの分析を深めることでさらなる改善が可能であることに気づきました。 一部の薬局では、データアナリストやビジネスインテリジェンスマネージャーなど、まったく新しい役割が導入されています。 シックスシグマや継続的改善プログラムももはや異例ではありません。 これらすべてが、より詳細なデータとドリルダウンを必要とします。

このような背景から、ZiuZのソリューションを、もっと薬局の役に立つものとするにはどうすればよいか考えさせられました。 ビジネスインテジェンスの専門家を雇う余裕のある組織だけのためでなく、あらゆる薬局で活用してもらえるようにするにはどうしたらよいかと。

 

(*)新しい用語 (誤警報=偽陰性、真警報=真陰性 )は徐々に導入していきます。

 

 

理想の姿を思い描く

ZiuZ鑑査装置のユーザー全員が製品を常に最大限活用できている状態を想像してみてください。 すべてのユーザーが最新のデータ分析と洞察にアクセスすることで、患者の安全性が高まり、パフォーマンスが最適化し、さらにコスト削減ができるとしたら ― 次のような状態になるでしょう。

 

誤警報率と真警報率が下がることにより、患者の安全性が向上します。 表示・修正する薬包が少ないほど、ミスが少なくなり、患者のリスクが低くなるのです。

 

薬局は運用コストを節約するとともに、データ駆動型の意思決定を通して薬剤師の手間を省くことができます。 ダッシュボード、ドリルダウンツール、アクティブアラートをそろえることで、最適化された形でのビジネス推進が可能に。 ベンチマークは現実的な目標を設定するために役立ちます。 KPIが収益化されるため、コスト削減の目標と結果が可視化され、具体的になります。 これにより、薬包あたりのコスト、エラーあたりのコストなどのバランスを取りながら、「無駄」のコストを削減できるのです。

 

薬局は、業界のソートリーダーとの長年の経験に基づいて構築された「ベストプラクティス」や「ホワイトペーパー」などのリソースにアクセスできます。

 

 

理想が現実に

もちろん、謙虚な姿勢は大切です。 しかし、上に挙げた「理想の姿」のほとんどは、ZiuZアナリティクスの発売によって実現したといえるでしょう。 このオンラインダッシュボードツールは、改善プログラムの推進方法について詳細な洞察を得ることができる数多くのオプションを提供すると同時に、「早急に措置を取らなければならない」プロセスの逸脱についてアラートを発します。

 

発売時点ではZiuZアナリティクスには3つのダッシュボードのセットが搭載されていますが、開発パイプラインにはさらに多くの新たなオプションがすでに準備されており、今後も引き続き、価値向上が見込まれています。

 

ZiuZアナリティクスの詳細については、こちらをご覧ください:製品ストーリーへのリンク

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