Forensic Investigation | 21.04.20 | minute(s) reading time
データセンター版のVizX2

Cor Mulder

Marketing & Account Manager

VizX2がリリースされた2012年、そのインストール先は主に閉鎖型の環境でした。 物理的なクライアントによる物理サーバの使用に留まり、仮想サーバはまだ導入されていませんでした。 違法な画像・動画の件数増加および規模拡大に伴い、連携型のより効率的なデータ抽出の必要性が増しています。 増え続けるデータ量に対処するために物理サーバーが大量に設置され、すべてのデータを分類できるようにチームが拡張されています。 このような状況において、次なる技術革命が今待ち望まれています。 すなわちデータセンターの使用です。

 

現在、ZiuZの主なクライアントである2つのLEAが中央データセンターの創設に取り組み、 その他多数のツールと共に、中央データセンターでのVizX2の運用が推進されています。 これまでは拠点単位で独自のシステムによる動画・画像の読み取りおよび処理が行われていましたが、今後はこれらが中央データセンターへの接続に切り替わります。 これにより、より効率的な調査人員およびハードウェアの導入が可能になります。 データセンターは、主に2種類の使用方法を提供します。ひとつは各拠点で画像データ自体を読み取って分類も行う方法、もうひとつは中央ユニットですべての画像データを読み込み、画像・動画を分類して、結果をさらにフォローアップするために各拠点に戻す方法です。

 

以前はサーバーに接続できるチームメンバー数は最大10ユーザーでしたが、今後は100ユーザー以上が利用できるようになります。 さらに、各拠点で押収されたすべての証拠を可能な限り効率的に処理するには、アクセラレータの追加が必要となります。 ZiuZは、このような規模でVizX2を使用するために必要な変更をすでに実装済みです。また今後のバージョンにも特別な配慮が取り入れられます。 VizX2データセンターの詳細については、弊社宛にお問い合わせください。

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