Forensic Investigation | 04.08.20 | minute(s) reading time
VizX2のロードマップ

Cor Mulder

Marketing & Account Manager

今年1月にVizX2の最新バージョンをリリースしました。 この最新バージョン2.7.1では、主にお客様のさまざまなご要望を取り入れてあります。 たとえば、VizXライブラリへのアップロード中に競合するハッシュをスキップするオプションはその一つです。 以前は、ハッシュをアップロードする前に競合を解決する必要がありました。 新しいバージョンでは、競合のないハッシュのみをアップロードするように選択できます。 競合するハッシュについては後で解決でき、そのまま継続してアップロードできます。 また、VizX2内のユーザー管理モジュールの改善も重点に行いました。 新しい権限、新しいユーザーフィールド、ユーザーではなくグループに割り当てを行うオプションが拡張されています。

 

そして、VizX2の次バージョン、 VizX2バージョン2.7.2を間もなく発表いたします。 このバージョンでは、フォルダツリーの改善などに取り組みました。 多くの(サブ)フォルダがある大規模案件の場合、フォルダツリーの動作に問題がありましたが、新バージョンでは解消されています。 バックグラウンド処理において他の手法を採用したことで、大規模案件でもフォルダツリーがスムーズに動作するようになりました。 また、バージョン2.7.2以降、新バージョンへの移行を円滑に行えるように、証拠の処理を「保留」することもできます。 これまでは、すべての案件における証拠の処理がすべて完了するまで待つ必要がありました。 新バージョンでは、ワンクリックで処理を保留できます。

 

10月にはバージョン2.8.0を発表できる予定です。 このバージョンでは、ユーザー管理をActive Directory(AD)にリンクさせるオプションなど複数のオプションの追加を計画しています。 現在は、管理者はADとVizX2のユーザー管理の両方でグループを介してユーザーの権限を設定する必要があります。 ADとのリンクにより、ADで定義されているユーザーとグループがVizX2に自動的にコピーされます。 さらに、最も重要なライブラリの更新や最新のCODECパックの統合などの変更を行う予定です。

 

VizX2または製品ロードマップについて詳しくは、 ZiuZにお問い合わせください。 喜んで対応させていただきます。

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